母(85歳)は足に合う靴が無く、40年前からハンドメードしてくれる靴屋さんを探しました。
今のようにインターネットが無くて、情報は口コミだけです
ようやく見つけたのが、ドイツで修業した方が作ってくれた靴です。
1足4~5万円で、不細工な靴でしたが、母が履ければデザインなんて関係ありません。
でも履き方が悪いのか、母の靴の傷み方は、人の3~4倍のスピードです。
大きな靴が丁度と、思い込んでいる人で、靴の底を引きずります。
当然ですが靴底が、直ぐにすり減ります。
1足が1年も持ちません、そんなに出歩かないのに、異常です
私はテニスシューズの底は減る事は有りますが、それ以外で靴底が駄目になった事は有りませんよ。
そのドイツ靴は靴底の張替えだけでも、7~8000円でした。
でも10年程で職人さが交代してしまい、2代目さんの同じドイツ靴でも足に合わなくなりました
不細工でもぼったくりでも、履ければ良かったのですが・・・。
また足に合う、靴探しが始まりました
それから整形外科のオーダメードや、テレビでも紹介されたメーカーのハンドメードなど、本当に沢山の紆余曲折が有りました。
それが最近は身障者用の布の靴が、奇跡的に母の足に合いました。
今までも身障者用の靴も、何足も試して失敗しましたが、病院で履いている方に購入先を聞き、買いに行きました。
ようやく今は、母の靴の心配はしなくて良くなりましたが、普通の人の3~4倍は傷める人なので、今履けている靴を買い置きしておきます。
さて今日の本題ですが、実家に行くと靴が玄関の隅の傘縦の奥に、無造作に置かれていました。
引き出して見ると「ビルケンシュトック」のサンダルです。
表面は薄汚れた感が有りますが、裏は綺麗なままです。
母に「この靴どうしたの?」と聞くと、何年も前に買ったけれど、これも足に合わなかったけれど、下駄箱に入れたままにしていて、ゴミの日に出そうと思って。
その靴ドイツ製だけど、駄目だったわ。と言います。
「ビルケンシュトック」がドイツ製って知ってたのね。
いつもは大きな靴ばかり買っているのに、まさかの36(23.0)
たまたま私が履いてたサンダルも「ビルケンシュトック」の36です。
母が購入して無駄にした靴を、喜んで貰ったのは人生初でした
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