兵庫県は3月1日より緊急事態宣言が解除しました。
母の施設も3/8・月曜日から面会(15分)が出来るとお手紙が来ました。
2か月半の間、コロナの為に母には会えていませんでした。
直ぐに電話で3/8・15:00に面会予約しました。
面会に備えて母の大好きな、水ようかんやヤクルトも用意していました。
でも施設から10:00に電話が有り
「戻して熱も上がって来たので、掛かり付けの病院に介護タクシーで診察に連れて行って貰えますか?
意識もはっきりしていますし、血圧も正常です。」と言われ
「勿論付き添って病院に連れて行きます。」と。
まさか母がと思ったら・・・。
やっぱり母の為の救急車でした。
「血圧が下がって来たので、救急車に来て貰いました。」と言われ
直ぐに掛かり付け病院へ、搬送しました。
病院で検査して頂くと先生が「もう全ての数値がね・・・。老衰と言う感じで・・・。」
私が「危篤と考えて良いのですか?」と聞くと
「今日明日が山ですね。」と先生。
「逢わせておきたい人が居れば連絡して貰った方が。」と言われ
母の妹に電話をしましたが「元気な時の大きい姉ちゃんの姿を思い出にする。」と。
病院には来ませんでした。
この叔母も85歳ですから、仕方ないですね。
病棟の看護婦さんも優しくて、昨年2度の長期入院(40日×2回)をしましたので
親身になって「観察室」ですが
「居たいだけお母さんの側に付いてもらって良いですよ。」と言って頂きました。
母にはありがとうの言葉と、感謝を伝える事ができました。
コロナ中母はず~と私を、待っていたのでしょうね。
母の最後を手を握って、看取る事が出来ました。
母に付き添ってから2時間後、母は89歳の生涯を閉じました。
享年91歳です。
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