今日は父の月命日にお墓に行って来ました。家から歩いてでも行ける距離です。
私の大雑把な性格を知っている母が、我が家の墓地を買う時に、
元々母の父が用意してくれた墓地を家の次男に譲り、
隣に越して?来ました。こちらの墓地の管理(草引き又草抜き)は5年分を指定銀行に振り込みます。
しかし次男が譲り受けた墓地は年2回、地権者が全員で草引きをしなければいけません。
10年程は草引き作業に参加しましたが、これが腰痛持ちの私には大変でした。
それも、お盆前と正月前の暑さ寒さ厳し日です。
「本当にこの墓地は要るの?」となり、母も自分達2人が入るだけなので
50年もしたら改装?墓じまい?詳しい言葉は判りませんが、自分たちのお墓を潰して、
次男のお墓にしたら良いとの事です。
しかし、50年と簡単に言いますが、私と母は27歳差です。
母は足腰が弱い事も有り、もう何年も前から墓掃除には来ておらず、私が担当しています。
縁起でもない話ですが、今すぐ母が亡くなっても、私が母の歳まで頑張って墓守しても27年間です。
結局子供達がその後の墓を見なければなりません。
私には信仰心がまるで有りません。人生成る様になるし、神頼みはしません。
(観光地のお寺に行けばお賽銭を出したり、おみくじは引きますよ。)
私の信仰心が無い一例を書きたいと思います。
主人は次男で結婚の時に新宅を建てて貰いました。
その時、台所の神棚(三宝さん)と居間の神棚も備え付けてくれていました。
当然ですが、毎年お札を新しいものに交換します。全部で4つのお札です。
それらは、毎年義理の両親や主人の叔母が貰ってきてくれます。
勿論ですが、お金は支払います。
そして、1日1度は炊き立てのごはんに、榊も奉りました。
そうです!「奉りました。」の過去形です。
結婚当初の2~3年、子供が生まれるまでは続けましたが、その後は
お札を貰って置いておくだけになり、大掃除の時に、お掃除するだけになりました。
主人も当然ですが、傍観者でした。(注意するわけでも無く、自分が代わりに、するわけでも無くです。)
その状態を10年位続けていましたが、我が家をリフォームする事になりました。
日当たりの悪い、キッチンやリビングを2階に移しました。
「神棚も移動するんでしょ?」と叔母に聞かれたので、
神棚はお札を置いているだけで、お供えはず~と前からしていない、
だから、神棚はわざわざ移動しない事を話しました。
「そんな罰当たりな、それだったらお札を奉らない方がましやん。」と言われ
素直な私は「じゃあ、そうします。」と言って、お札を買ってきて貰うのを止めました。
良く出来た人達で、その後神棚やお札についての話は一切しておらず、嫌味も言われていません。
神棚を奉らなくても、これと言って大きな災難に有ったわけでは無く、
私の経済力に遠慮が有ったのか?その辺の真意は判りませんが、
皆直ぐ近くに住んでいて、干渉されず、適度な距離感を保てて生活しており、
振り返れば兄弟間はそれなりに、嫌な事も有りましたが、義理の両親や親せきとは良好な関係が築けて、
幸せな人生だと思います。(最後まで何が有るか判らないのが人生ですが・・・。)
従って信仰心は皆無な私なので、遠方(タイと東京)に住んで居ます息子達が
最後にこの墓を墓じまい(移転・墓じまい)してくれても、全然構わないと思っています。
しかし、昔人間の主人は子供達も一緒の墓に入り、孫の世代まで受け継いで欲しいと言っています。
そう言う主人も、次男なので自分の祖先のお墓にはお盆の時、
時間が合えば、皆と一緒に行くぐらいなのにね。勝手物です。
今日お墓に供えたお花です。農協で450円で買えるので助かります。
水子供養と共に3つのお花をお供えしています。
草の生えるシーズンです。我が家の墓地には特に草が生えるように思います。
この草はかわいいですが、抜きにくい草もそろそろ登場して来ますね。
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